8K動画の登場で、写真はあとでシャッターを押せるようになる?

スマートフォンが写真を万人のモノにしました。誰しもがクリエイターの時代です。いまや写真だけでなく動画も、プロアマの境目はだんだんと薄れてきています。

 

写真も動画も50万円を出せばプロと最低限同じ土俵で戦えますし、今の時代は写真のクオリティーよりもマーケティング戦略の方が大事です。

で、マーケティングにおいて一番強いのは背景にストーリーがあることです。ある種、ストーリーを作るのは誰しもができてしまうので、プロ写真家が女子高生に負けることだって普通にありえる時代となりました。

 

instagramを見たらまさしくそうですよね。

 

歴史の必然として、テクノロジーを上手く使った人間だけが生き残るのです。

 

では、いまのこのようなテクノロジー至上主義の時代、これからの写真活動においてまだ開拓の余地のある場所はどこにあるのでしょうか?

 

答えは機材にあると高城剛は言います。

 

8KRAW撮影の魅力

▽Q.2▼▽
ボクは仕事が映像クリエイターでして、以前の質問回答で、8K編集をMacbook Proで出来るとのお答えは衝撃でした。
現在MacBook Proなら4K編集が限界と思っておりましたので、8Kカメラの導入に興味を持ちましたが、分からないのが8Kの可能性というか必要性です。
時代は4Kから8Kへと向かっていると広告などで目にはしますが、如何せん自分が8Kの必要性を想像出来ませんので、クライアントもそれを必要とするのだろうか?もしくは必要なのだろうか?と考えます。
是非高城さんが考えておられる、8Kの可能性、必要性を教えていただけるとありがたいです!
また使用している8KカメラやeGPUも教えて頂けるとありがたいです!

 

【 A 】
いまから18年前の2000年には、ほとんどの人が「HDの必要性を想像出来ません」、「クライアントもそれを必要とするのだろうか?もしくは必要なのだろうか?」とお話になっていました。
さて、現状はどうでしょうか?
なにより、8K動画が僕にとって好ましいのは、動画と静止画が同時に撮れる点にあります。
いままで(もしくは、いまも)、シャッターは現場で「ライブ」で切るのが当たり前でした。
しかし、8KRAW撮影は、すべてを動画で取り込んでいますので、ホテルに帰ってあとからシャッターを切れるようになったんです(ちなみに、ISOもあとで決めます)。
これは、人物撮影をする時に理想的な方法で、被写体のもっとも良い表情を撮ることが可能です。
もちろん動画ですので、ダウンコンバートして4K動画を作ることもできますし、トリミングすることもズームも「あとから」出来ます。
僕が使用しているカメラはREDですが、やはりレンズが肝でして、こちらは長年愛用しているライカ50mmを使うことが大半です。
また、マックのOSが10.13.4以降、e-GPUが使えるようになりましたので、アプリケーションにもよりますが、画像処理のためにデスクトップを買う必要はなくなりました。
僕が使っているのは、Sonnetのe-GPUボックスにAMDのカードを挿してますが、使用したいGPUによって(ご自身が普段扱っているアプリケーション次第で)、組み合わせをお選びになったほうがいいでしょう。
先日のWWDCによれば、appleはmetal2に本腰を入れるようなので、これから楽しみです。

 

8Kの可能性はあるのか?

高城氏も言っていますが、かつてはHD動画も必要なのかと疑問を持たれていました。

ですが、ご存知の通り、大容量通信ができるようになりいまやYouTubeやAmazonなど動画視聴サービスではHD動画での視聴が当たり前となりました。

むしろHD以下なんて画質が悪いので見る気がしないですよね。

http://photo.nyanta.jp/PixMonitor.html

http://photo.nyanta.jp/PixMonitor.html

 

高城氏曰く、8K動画の魅力はシャッターを現場ではなく帰ってからも切れるということだと力説しています。細部まで描写できるほど綺麗なので、人物撮影をする広告の撮影で役立ちそうですね。

 

まだまだ一般消費者には程遠い内容ですが、5年以内ぐらいにはこの8Kの波がやってくくるかもしれません。

何しろ、もはやあの小さいiPhoneですら4K撮影できるのですから。

  

高城剛が使う8KカメラのRED

REDといえば、言わずと知れたカメラ機材のメーカーです。

ジム・ジャナードはREDを「Digital Still and Motion Camera」というコンセプトの元開発しており、REDが撮影する映像は「動画ファイル」ではなく「秒24コマ以上で連続撮影される高解像度の静止RAW画像ファイル」であるとしている。この考え方は従来のシネマカメラよりもフィルムカメラに近いコンセプトであり、また撮影するものは純然たる静止圧縮RAW画像である為、ポスター広告などのグラフィックに対して使用する事も想定されている。

http://d3ae0koducpnek.cloudfront.net/uploads/asset_image/image/5b05b9d0e648c01c3600016e/products_primary_COVER_IMAGE_MONSTRO.jpg?v=1527102128

価格は$39,500なので、日本円で約450万円ぐらいです。

 

DSMC2 MONSTRO 8K VV Sensor Upgrade | RED Digital Cinema store (US)

 

オススメのeGPUについて

Sonnetのe-GPUを使用しているとのことなので、調べて見ました。

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アマゾンにもありました。

 

 

Appleは、6月に出荷されたeGPU Developer KitにBreakaway Box 350を使用し、AMD RX 580 PCI-Eグラフィックスカードと併用しました。 AppleInsiderはこのケースをしばらく使用しており、非常に静かなエンクロージャーでハイシエラの本来の技術サポートが向上していることが判明しました。
SonnetのeGPUエンクロージャの新しいバージョンは、Vega 56 PCI-E GPUカード(iMac Proの少なくとも1つの構成で使用されているのと同じチップセット)を駆動するのに十分な電力を備えています。 Vega 56のサポートはまだ出荷されていませんが、12月にiMac Proを導入する予定です。(Google翻訳)

Apple used the Breakaway Box 350 for the eGPU Developer's Kit that it shipped in June, in conjunction with an AMD RX 580 PCI-E graphics card. AppleInsider has been using the case for some time, and has found High Sierra native support of the technology to be improving over time with the very quiet enclosure.
The new version of Sonnet's eGPU enclosure has sufficient power to drive a Vega 56 PCI-E GPU card —the same chipset used in at least one configuration of the iMac Pro. Vega 56 support is not yet available out of the box —but is expected with the introduction of the iMac Pro in December.

Sonnet ships Thunderbolt 3 eGFX Breakaway Box 550 with sufficient power for Vega 56 PCI-E card

 

appleのmetal2とは?

Metal 2は、より多くのGPUパワーを解放し、プロのコンテンツ制作、ゲーム、機械学習などにおけるグラフィックスと演算の性能を高めます。

Thunderbolt 3とMetal 2の組み合わせにより、最も負荷の高いパフォーマンスを求めるユーザはパワフルな外部GPUが利用できます。

macOS High Sierra、先進のテクノロジーを提供 - Apple (日本)

 

まとめ

8K動画の登場で、写真はあとでシャッターを押せるようになる?という題に対して、「YES。あとでシャッターを押せる」ようになります。

ただしテクノロジーを使いこなすことができれば。

 

REDで8K動画を撮影しても機材がなければ編集できません。それを補うのがMacbookであり、e-GPUであり、Metal2であります。

それらを扱う知識が揃えていかないといけませんね。

 

まずは高城剛も絶賛しているSONYαのどれかを買って、バンバン撮影していきましょう。