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【書評】ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言

評価:★★★★☆

オススメしたい人

  • サラリーマンのままで一旗揚げたいと思っている人
  • 評価経済の時流に乗りたい人
  • 内側からメラメラする何かが欲しい人

 

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はじめに

箕輪臭がするとか言われていますが、内容は悪くない本です。

Amazonのレビューでは酷評されていましたが、読んで損はしません。

 

僕に取っては、「今は個人の力をエンパワメントできる時代だから、その時代に合わせたツールや考え方で生きていこう!」という力みなぎる本でした。

 

僕が、「力がみなぎる」と思った部分は何なのか?内容を引用しながら、本の感想を書いていきたいと思います。

 

この本のユニークさはプロサラリーマンからの格言だということ

経営者が書いた本は自己啓発本は多いですよね。だけど、田端信太郎氏は言わずと知れたプロサラリーマンです。つまり、勤め人です。

ツイッターでの発言力があまりにもあるため、一般的に、勤め人には全く見えませんが。

 

いまでも「こんな炎上できる社員を抱えることができる会社が存在するのか?」と思ううのは僕だけではないでしょう。

 

それこそが氏の強みです。自由闊達な意見を言う姿で炎上を厭わず、ツイッター界隈の20代から30代の信頼(フォロワー)を集めてきました。

 

さて、そんな炎上上等のプロサラリーマンから一般サラリーマンに向けた意見は非常にドスが効いています。なぜなら、会社に勤めながらも「会社を最大限に利用しろ!」、「お前は自由だ!」というメッセージが込められているからです。

「仮に会社が炎上しても、それだけのことだ!思いっきりやって失敗したらいい!」という愛ある言葉もあります。

 

このサラリーマン目線での斬新な話が、この本のなによりのUSP(Unique Selling Proposition)でしょう。 

 

これからの人生において、カネより信頼が大事と理解すること

そんな田端氏の「ブランド人」はGQやVOGUEなど、多くのスーパーブランドと同様、信頼を稼ぐことが大事と言います。

 

コンサルティング会社の仕事はどんなに企業の成長に貢献しても、自分個人の仕事として語れない。十分な給料がもらえるかもしれないが、その実績は陰に隠れてしまう。カネ以外の功績は企業に全部吸い取られてしまう。

それではなんお意味もない。

手に入れるべきはカネよりも信頼だ。クレジットや署名(シグネチャ)のないところもブランドは決して築かれない。

 

 しかも、影響力のある人からの信頼が大事です。

いま、もっとも影響力があると思われている人に、どうやって褒めてもらうかが一番大事なんだ。

 

信頼を稼ぐにはリスクをとること

しかし、信頼を稼ぐにはどうしたらいいのでしょうか?

答えは、リスクを取って経験することです。

カミソリの上を歩くようなヒリついた緊張感が苦しいなら、「死ぬこと以外かすり傷」と達観してしまえばいい。ハイリスク・ハイリターンすぎる沈没船の船長のポストは、カネでは買えない。払うコストは勇気と時間だけだ。

 

ハイパーメディアクリエイター高城剛氏が言う「フットワークこそが、ネットワーク」だ。

ブランド人たるもの、常に、現地、現物、現場を体感しろ。そのことが君の情報リテラシーをブランド化される次元にまで高めるだろう。

 

 

カネを使って知見を増やせ

そして経験するには、カネを使えと言います。

カネを使えばカネが入ってくると。

「老後の蓄えがないと不安だ」なんて考えは投げ捨て、手元にあるカネはどんどん使ってしまおう。

若い起業家への投資に回す。未知なる経験をする。バカ高いアートを買ってみる。

思いっきり使えば、回り回っていずれブームメランのようにカネは戻ってくる。 

 

これから、カネの価値はどんどんと下がっていくだろう。そんなものを貯めこんでも仕方がない。どんどん使って自分の知見に換えていこう。そうすることでカネがまた回ってくる。

これはホリエモンのこれからを稼ごうにも書いていましたね。

  

ツイッターで信頼を可視化せよ

今はもう評価経済へ移行している時なのか、みんな同じことを言いますね。確かに、僕もセミナーで名刺交換するのは飽き飽きします。

お互いSNSを交換すべきですよね。名刺の100倍情報を知れます。

今どき、名刺交換をして、自己紹介から話をしないといけない時点で、そいつは二流だ。自己紹介も名刺も要らないブランド人を目指そう。それにはソーシャルメディア、なかでもツイッターは大いに武器になるはずだ!

納得できる分、まだまだ二流と痛感します。

 

最後に

一番大事だなと思った言葉こちら。

同質性を帯びた空間から敢えて離れ、異質な人間とつるむからこそ、イノベーションとヒラメキが刺激される。

 

サラリーマンをしていると、どうしても同質性を帯びた人間とつるんでしまいます。対して経営者は外の人へ会う用事がたくさんあり、社内にいることが少ないでしょう。

なので、経営者はヒラメキが生まれ「あれやろう、これやろう」となりますが、同室空間にいるサラリーマンはいつまで立ってもヒラメキが生まれません。

悶々とした日々を過ごすことになってしまいます。

 

そんな状態では、サラリーマンの特権である「どんな挑戦をしても、どんな失敗をしても許される権利」を生かすことができません。

それでは、このブランド人が説く人間になることは決してできません。

 

まずは動きましょう。

ツイッターのフォロワーが1000人以下の人間はカスと言われる前に。