THCやCBDのリスクを調べるカナダの遺伝子検査キットがすごく気になる

高城剛の新しい大麻本であるGREEN RUSHを読みました。その中に、面白い遺伝子検査が紹介されていました。

 

THCの分解速度が人によって違うので、一概に医療大麻にせよ娯楽大麻にせよ、万人の薬にならないことを示しています。

当たり前ですが、人によって効き目が違います。

 

今後、医療大麻が解禁になれば、必須になってくるサービスでしょう。人によって違う短期的、長期的リスクを予め知ることができれば、適切な投与量がわかるからです。副作用防止のためにも。

 

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カナダの「ロボ・ジェネティクス」のTheCubeは、世界最小のDNA検査装置で、簡単な頬用綿
棒で採取したDNAサンプルを1時間未満で正確な結果を得ることができる。

この検査では、自分のもつ遺伝子型と大麻のリスクについて①THC分解速度の遅さ、②THC摂取時の短期/長期リスク、③短期記憶喪失リスクの3つの観点から評価が可能だ。

①では、とても遅い分解(*3/*3型)の遺伝子型をもつ人は、通常の人の3分の1しか分解速度がない。分解が遅いとTHC効果が長く続きやすい。
②では、C/C型をもつ人は、短期的に不安、鎮静、めまい、パラノイアが発生しやすく、長期的に精神疾患と診断されるリスクが通常より2〜7倍高い。
③では、Val/Val型をもつ人は、大麻摂取後の短期記憶喪失への感受性が高い。

この検査の価格は、1回59カナダドル(約4,880円)で実施できる。

 

GREEN RUSH 125ページ DNA検査による安全な大麻使用の実現より引用

 


Lobo Geneticsとは?

麻に関する情報に基づいた選択を支援することを目的として、2018年に技術者、科学者、起業家の専門チームによって設立された、トロントに拠点を置く医療技術企業です。

https://www.lobogene.com/

 

大麻解禁となったカナダで、こうした検査キットを提供するスタートアップが出てくるのは非常に面白いですね。

 

いまはTHCの遺伝子検査キットしかないですが、そのうちCBDも発売されるとのこと。CBDの検査キットが出たらさっそく買ってみたいと思います。

というのも、CBDが本当に人体無害なのかわからないから。特に自分の体にとって良いか悪いかの判断が付いていない状態で服用し続けるのは、どうかと思いますので、まずは知った上で服用したいと思いからです。

 

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購入方法

THCの遺伝子検査キットは、現在のところ日本から購入することができません。配送先の国にカナダしかありませんでした。

もしも購入する場合は、転送サービスを使う必要があります。

 

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ちょっと面倒ですね!

なので、特段THCの遺伝子検査を必要としていない僕は、CBDの検査が出たタイミングで買おうと思います!

  

 

高城剛氏も注目している大麻耐性遺伝子分析企業

今週は、トロントにいます。

先進国で、どこよりも先に医療も娯楽も大麻を全面解禁したカナダでは、あたらしい大麻ビジネスが、大躍進しています。

大麻専門のロジスティックス会社や、植物の収穫&在庫の管理から、eコマースの立ち上げまでサポートするビジネスソリューション・ソフトウェア企業、そして、サプリメントのような液状のソフトカプセルにTHCを詰め込んだ見たこともない大麻製造メーカーなどが、次々とサービスや製品を市場に投入。
なかでも僕が関心したのは、DNA検査で消費者の体質を分析し、大麻に対する個人反応に関するデータを、わずか45分で提供する大麻耐性遺伝子分析企業です。

大麻成分がに心身に影響を与えるDNAは、現在3種類発見されており、これを「世界最小のDNAテストデバイス」と呼ばれる小さな機械を使って、各人が大麻(特にTHC)に対して、どのような反応を示すか、事前に調べることができます。
すでにサービスインしており、価格は59カナダドル。
およそ日本円で5400円ほどで判明します。

検査は専用の棒で、口腔内の頬の部分を3度こするだけ。
それを機械に差し込むと、45分後に登録したメールに結果が送られてきます。

診断はMetabolism、Risk、Memoryの3つのカテゴリーに区分され、身体や精神面にどれほど影響を受けやすいかグラフィカルに表示されます。
これにより、主にTHCによる効き目が一目瞭然でわかるようになりました。
つまり、個々によって異なる「トビ」を、科学的に示すことができるようになったのです。

また、トロントから車で4時間ほどのところにある世界有数の大麻企業「キャノピー・グロース」に出向くと、数年前に50人だった従業員は、現在3000人を超えており、いまも毎週50人以上新規に雇っているとのことでした。
同社は、「コロナ」ビールなど酒類販売の米コンステレーション・ブランズから、昨年夏に約4200億円追加出資を受け、破竹の勢いです。
驚くほどの急成長ぶりは、まさに「GREEN RUSH」を実感せざるを得ません。

そして、今年の10月。
カナダの大麻規制法は再びハードルが下がり、飲料や食品の本格的認可がはじまり、さらに多くのチャンスが生まれます。
これにより、大麻を「吸う」時代は、終わりを迎えることになるでしょう。
そしてこれからは、大麻を「飲む、食べる」時代へと大きく変わっていくのです。

大麻ビジネス最前線のカナダ。
いよいよ「カンナビス2.0」が、この秋からはじまりそうです。