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高城剛がオススメする保険と、これからの健康対策とは?

保険はリターンが少ない

生命保険はリターンの少ない投資です。

 

そもそも生命保険の成り立ちから見ていきましょう。

生命保険は、生命表による加入者の生死の予測に基づいて、適切な保険料が設定されます。そのため、年齢が上がれば上がるほど、生命保険の掛け金が上がるのは、その分だけ死亡確率が上がるからです。

計算はリスクの大きさに左右されます。

 

例えばあなたが、1000万円の生命保険に入っており、死亡リスクが0.5%だとします。

この場合の保険料は、1000万円×0.5%=5万円/年と計算することができます。

実際にはこの料金に保険会社の事務費用や広告宣伝費、人件費などが加算されたものが請求されます。

 

なぜ生命保険はリターンが少ないと言えるのでしょうか?

そもそも死ぬ確率がどのぐらいあるのか把握しなければなりません。2017年(平成29年)時点はこちら。

 

特定年齢まで生存する者の割合の年次推移
40歳 98.3% 99%
65歳 89.4% 94.5%
75歳 75.3% 88.1%
90歳 25.8% 50.2%
95歳 9.1% 25.5%

出典:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life17/dl/life17-03.pdf

 

上記から、40歳時点であなたが死ぬ確率は男なら1.7%、女なら1%です。つまり、1%〜1.7%の確立で1000万円貰える権利を、毎年5万円+αのお金を賭けて買っているとも言えます。

 

そもそも日本人は保険を掛けすぎと言われておりますので、生命保険にお金を掛ける(賭ける)なら、貯蓄したほうがリターンもあるかと思います。

 

生命保険は、非常に限られた状況にある人だけが入ればいいというのが私の持論です。
例えば、若い夫婦で、貯金がない時に子どもが生まれて、さらに、万一、働き手の夫なり妻が亡くなった時に、助けてくれる親戚がいないような場合です。
もう1つ、生命保険が使える場面は、相続税対策です。
私は、生命保険が必要なのは、基本的にこの2パターンだけだと考えています。
そもそも、特約などをつけて保険に入りすぎて、保険料を払いすぎている人は多いと思います。 

・・・中略・・・ 

 

そもそも保険の本質は、基本的に、加入者にとっては「損なかけ」であるからです。つまり、保険とは、加入者が、事故にあったり、病気になった時に得するという「めったに起こらない不運に対するかけ」なわけです。

・・・中略・・・

 

だから、保険にあれもこれもと入っていると、「お父さんが死ぬ方が圧倒的に経済的には安心なことになってしまう」という「笑えない契約」を結んでいるケースもあるわけです。

・・・中略・・・

 

──結局のところ、死亡保険(生命保険)については、どうすればよいのでしょうか。
死亡保障の保険を、ローコストで入っておいて、あとは、できるだけ早く貯蓄を積み上げていくことが大事です。
貯蓄で貯めたお金というのは、病気の治療にも使えるし、子どもの学費にも使えるし、老後の生活費にも使えるし、遊びに使ったっていいわけです。

 

【山崎元】生命保険は「人」から買うな

https://newspicks.com/news/3429214/

 

さて、ここまでがネットを調べたら出てくる情報ですね。

つまり、

  • 特約が発生する場合の確立をちゃんと計算すること
  • 生命保険よりも貯蓄にお金を回すほうが効用が高い場合がある

というわけですね。

 

では、ここからはネットを調べても調べても出てこない高城剛氏の見解を示していきたいと思います。 

結論から言うと、日本の海外旅行保険がオススメとのことです。

 

海外旅行保険のメリットは、天候のヘッジができる

渡航保険は一般的に海外旅行の際にかけるものだと思われていますが、実は国内でも適用される保険がいくつもあります。


そのなかには、悪天候による飛行機の欠航や遅延、およびそれにより毀損した宿泊代金すべてをカバーしてくれるものもあり、なかには通信費や2万円程度のサービス代金を補填してくれるものもあります。


21世紀のスマートトラベラーは、ガジェットやオンラインサービスに長けているだけでなく、天候のヘッジまで考えるべきだと、夏のアジア旅行で実感します。

 

海外旅行保険のメリットは、日本の海外旅行保険は幅広くカバーしているので投資対効果がある

▽Q.2▼▽
高城さんは保険は入っていらっしゃいますか?
検査やサプリなど徹底的に未病にこだわっていらっしゃる高城さんなら、保険は必要ないのかなと、ふと思いました。
ちなみに、私は会社の保険には強制的に入っていますが、民間の保険は何も入っていなく、妻にお守りとして入ってと言われています。
が、自身全く保険に興味なく大丈夫だろうと思っています。
高城さんの影響で、発芽玄米食やストレス緩和に日々気をつけて、けっこう気持ちよく生きているつもりなのですが、民間保険は入る必要あると思いますか?

 

【A】
保険にも様々な種類がありまして、自動車保険から生命保険各種まで、幅広くあります。
しかし、金融商品として日本の保険を見れば、とても投資に見合うものではありません。


その中で、唯一僕が日本の金融商品としての保険で評価しているものは、海外旅行者保険なんです。
世界を見渡しても、こんな利便性の高い保険はなく、旧知のアメリカ人も日本の海外旅行保険に入っているほどです。


海外旅行者保険は、当たり前ですが短期的に海外に行く人のために設計されており、これを通年で活用しようとする人は、まずいません。
契約にもよりますが、疾病から歯科、マッサージに鍼灸、その上、盗難や飛行機の遅延時の代金保証もついてきます。
もし、沖縄で台風に遭遇し、帰京できなかったら、たとえLCCでも航空代金やホテル代も保障されるんです。
前述のアメリカ人は、日本に長期滞在時に、歯医者やマッサージに行きまくってます。


米国内なら数百万かかるところ、数万円で済むわけですから、海外旅行者保険があれば、「けっこう気持ちよく生きて」いけますよね。
もちろん、非居住者であれば、日本国内でも適応されます。
良い投資だと思いますよ。

 

 

 

日本国内の海外旅行保険に入るのに必要なことは、住所不定になって旅行とみなされること


僕は、年間通じた海外旅行保険に入っていまして、住所不定ですので、この保険は日本国内でも「旅行」とみなされ大変便利に活用しています。


他にもいわゆる日本や欧州の健康保険なども所有しておりますが、この海外旅行保険は、医療全般から盗難、さらには意図しない器物破損やドローン落下などの対人保険も含まれるので重宝しています。


旅行していると、病気に限らず、どんなトラブルに遭うのかわかりませんので、良い保険はそれなりに効果がある投資だと思いますね。
振り返れば、齢52年の人生のなかで、支払った保険の総額と、受け取った保険の総額を考えれば、遥かに後者のほうが高く、たぶん数十倍のリターンがありました。


格段、大きな病気になったことはありませんが、トラブルは病気だけとは限りませんからね。

 

がん保険はリターンが極めて少ない商品

▽Q.10▼▽
ガン家系の福岡在住33歳男です。
妹が保険会社に勤めている事もあり、身内からガン保険に入る事を勧められています。


自分としてはなるかどうかも分からない保険に入ってお金をかけるよりも、高額ですがミルテル検査を受けて実際自分がどの部分にどれくらいの確率でガンになりやすいのかを知る方が対処も出来て効率的かなと思い、今病院を探しています。(福岡でミルテル検査が出来る所が見つけれず熊本か広島にまで行く予定です。もし福岡でご存知の所があれば教えて欲しいです。)


高城さんは病気にならないよう努めているご様子ですが、病気になってしまった時のための医療保険やガン保険には加入されておりますか?

 

【A】
日本国内のがん保険は、投資の観点からみればリターンが極めて少ない保険商品として知られています。
また、ご自身で「ガン家系」とおっしゃられていますが、おそらく家族歴だけをみて、遺伝子そのものの検査をなさったわけではないと推察します。


また今日、がんは乳がん(BRACA1と2)と大腸ガンの一部の除けば、遺伝的要因より生活習慣の問題だと判明しています。
その鍵が、エピジェネティックスです。
エピジェネティックスは、簡単に言えば遺伝子のオンオフスイッチで、発現予測が考えられる遺伝子をお持ちの場合でも、エピジェネティックスをオフにすることによって、がんのリスクを大幅に下げることが可能となるのです。


ちなみに、僕は365日国内外で使用可能な旅行保険には入っておりますが、その他、医療保険やガン保険の類には、一切加入しておりません。
それは、投資の観点からみればリターンが極めて少ない保険商品として知られているからです。

 

 

日本の海外旅行保険は元が取れる良いシステム

▽Q.15▼▽
1ヶ月前から読者になりました。
わたしは、2000年頃から年の大半をインドネシアのバリ島で過ごしていますが、バリ、日本、東南アジア、オセアニアを行ったり来たりしています。
バリ島滞在期間が一番長く、バイクに乗るのでバリで入れるインターナショナル保険のアジア、オセアニアをカバーしているタイプに加入しています(クレジットカードの海外旅行保険もありますが、今までは、3~4ヶ月日本に戻らないことが多かったので)。
これからヨーロッパ方面やアメリカ方面に行く機会も増えそうなので、保険を見直そ
うかと思っています。
高城さんは、インターナショナルの保険に入っていらっしゃいますか?
何かアドバイスをいただけたらありがたいです。

 

【A】
僕は通年で日本の海外旅行保険に入ってます。
その理由は、海外だけでなく、国内適応も可能で、飛行機の遅延によるチケット代金やホテル代金の保証、所持品の盗難にも対応する上に、年間数千円程度で、不注意による器物破損などもカバーする付帯もあるからなんです。


これだけ飛行機に乗り、それなりに危険な場所にも訪れ、DJ等で屋外でコンピュータをガンガン使用し、デジカメを使って世界中で撮影する日々を送って入れば、まず、元が取れる良い投資です。
米国の友人もわざわざ日本の海外旅行保険に入っているくらいですから、世界的に見ても、日本の海外旅行保険は良いシステムなんだと思いますね。

 

 

二カ国間に渡って仕組みを考えれば、良い保険商品はかなりある

▽Q.11▼▽
パーマネントトラベラー歴4年の会社経営者、40歳です。
PTゆえ、国民健康保険はもちろん加入していないのですが、最近、海外旅行保険に入ろうかな、と思っています。
本当に補償が得られるのか、手続きがどれくらい煩わしいのか、一度経験してみよう、という感覚です。


補償額が少なくても良いので、幅広く保障してくれる保険を私のような住民票がない人間が見つける方法がありましたらアドバイスいただけないでしょうか。

 

【A】
日本の海外旅行保険は大変よくできており、これは勝手な推測ですが、日本人は旅先で無茶なことをしないこともあってトラブルも少なく、結果的に請求する人が少ないから、安価に享受できるものが多いんだと思います。
米国人の友人も加入できるくらいですから、誰でも日本の海外旅行保険に入ることは可能です。


また、「パーマネントトラベラー歴4年の会社経営者、40歳」とのことですので、もし、それなりの資産をお持ちでしたら、リヒテンシュタインの保険証券を購入し(できれば信託口座から)、その利回りだけで、日本の海外旅行保険を支払えるようにするスキームをお考えください。
つまり、永遠に費用ゼロで、あらゆる病気に対応できるどころか、飛行機の遅延によるホテル代などの保証や所持品からドローンの墜落まで、対応できるのです。


ここ時代、二カ国間に渡って仕組みを考えれば、良い保険商品はかなりあると思いますね。

 

 

ガンの可能性が高いとわかってから、がん保険に入ることができる「インサイダー」がいまなら可能

▽Q.4▼▽

・・・中略・・・
これを機に、改めて自分の身体をしっかり調べてみようと考えています。
その際、常々高城先生が紹介されているマイクロRNAも受けたいと思っています。
金額は張りますが、可能な限り多くのガンの検査を受ける予定です。
そもそも医療機関の選択肢が少ないようですが、医療機関によって、診断精度などバラツキがあるのでしょうか?


また、この診断結果はガン保険加入の告知義務に該当しない(ガンになると分かってからガン保険に入ってもオッケー)との情報が過去のメルマガでありましたが、現在も・・・?

 

【A】
PETから最新のDWIまで、画像による検査はガンが発病しなければ認識できませんが、マイクロRNAなどのリキッドバイオプシー検査は、まだ目視できない小さなガンを超早期発見できるのが、なによりのメリットなんです。


また現在、日本で受診する場合、検査会社はひとつしかありませんので、「医療機関によって、診断精度などバラツキ」は、ありません。
これも、恣意的な医師の判断を飛び越えられるリキッドオプシー検査のメリットだと思います。


しかし、もしなにか問題が発見された場合、より多くの「次のステップ」を提案できる、経験豊かな医師のアドバイスは、重要になるでしょう。


そして現在、大半のがん保険は、告知義務条項にリキッドバイオプシー検査を入れておりません。
PETやMRI、腫瘍マーカー、マンモグラフィーなどは含まれますが、マイクロRNAは浸透していないため、記載が「まだ」ないのです。


つまり、リキッドバイオプシーにより、ガンの可能性が高いとわかってからがん保険に入ることができる「インサイダー」が、いまなら可能となります。
そのうち、各社告知義務範囲も変わるでしょうから、「お早めに」と僕がお話ししているのは、早期発見のためだけではないのです。


ちなみに、告知義務は保険各社によって異なり、内容も頻繁に変わりますので、面倒くさいからといって契約書を読み飛ばす行為に、何卒お気をつけください。
こちらのトラブルは、発病より厄介でなのは、言うまでもありません。

 

 

 

「時間」だけは購入できなかったのが、今後は購入可能になるかもしれない

今週は、金沢にいます。

毎年、冬の帰国時に人間ドックを受診しておりまして、今年は、友人たちを誘って、夏に取材に訪れた最新設備が整う金沢のクリニックにやってきました。

鎮静法で寝ている間に内視鏡を入れ、また、外からMRCPをはじめ徹底検査を行って中から外から体と頭の隅々まで調べ、さらに、他のドックでは、なかなか行っていないマイクロRNA等リキッドバイオプシーによるがんの超早期発見から、有機酸検査などのバイオロジカル検査を並行して行って、現在の腸内や神経伝達物質の状況、そして今後のリスク箇所を割り出しています。

 

現在、執筆中の30年後の未来を描いた新刊に記しておりますが、いままで貧しい者も富める者も唯一平等だった「時間」や「死」が、今後、平等でなくなってしまう可能性が高まります。


保険診療外のバイオロジカル検査などは、「それなりのコスト」を必要しますが、現在、巷で話されているような「所得の二極化」だけではなく、今後は、各人の「持ち時間の二極化」や「健康寿命の二極化」が明確化し、どこかで大きな社会問題になるかもしれません。

 

階級社会のロンドンでは、保険監察局が地下鉄ジュビリー線に沿って平均寿命を調査したところ、中心地のウェストミンスター駅から東へわずか6駅のカニングタウン駅に向かうにつれ、男性の平均寿命が77.7歳から71.6歳と、極端に短くなっていくと発表しました。
ロンドンに住んだことがないと、なかなかイメージしづらいでしょうが、乱暴ながらに東京に置き換えてみると、日本橋に住む人と、東へ6駅の西葛西に住む人では、おそらく年収が大きく違い、それが平均寿命を決定づけていると推察されています。


ロンドン保険監察局のデータをみれば、一駅違うと平均寿命が1年違う計算になり、今後もこの傾向は顕著になると考えられているのです。

 

しかし、検査代金が「それなりのコスト」とは言っても、SONYのデジタルカメラα7R3よりは安価ですので、3~4年に一度カメラを買い換えることを考えれば、「いま、何に対して投資をするのか?」と捉えなおし、デジタルカメラの購入同様に、保険外診療の最新人間ドックやバイオロジカル検査費用を並列で思案するのが、今後の「生き方」のように思います。


なにしろ、「時間」だけは購入できなかったのが、今後は購入可能になるかもしれないからです。

 

今週、わざわざ金沢まで来て、お土産ショッピングや観光名所巡りどころか、駅前の鼓門すら一度も見ずに、クリニックのなかで長く過ごすと、もしかしたら、もはや僕は「外的な経験」すら求めなくなったのかもしれません。

 

モノに囲まれていた「過去」の自分に、機会あれば、教えてあげたい。
モノなんか捨てた先に、「本当の楽しい未来」があるんだよ、と。

「外的な経験」を楽しんでいた「少し前」の自分に、機会あれば、教えてあげたい。「内的な探求」にこそ、「本当の楽しい未来」があるんだよ、と。

 

いや、「今」のそんな思いが、時間を超えて「過去」の自分に伝わったから「今」があるのかもしれないな、と、MRCPのなかで思いに耽る今週です。

 

 

最先端オタクの高城剛氏の健康本はこちら。新しい自分を発見し、どの未来に進むかを考えるための本です。